2020.04.22 ニュースリリース

太陽光発電+高圧一括受電「soleco（ソレッコ）」と
テスラのEVカーシェアリングを連動させたサービス
「soleco EV share」を開発
「経堂5丁目プロジェクト」「川崎市宮前区宮崎3丁目プロジェクト」で導入

2020年04月22日
三菱地所レジデンス株式会社
株式会社メックｅｃｏライフ
株式会社つなぐネットコミュニケーションズ

三菱地所レジデンス株式会社（以下、三菱地所レジデンス）と株式会社つなぐネットコミュニケーションズ（以下、つなぐネットコミュニケーションズ）は、このほど、株式会社メックｅｃｏライフが開発し、つなぐネットコミュニケーションズが運営する太陽光発電と高圧一括受電を組み合わせた電力供給システム「soleco（ソレッコ）」と九州電力株式会社（以下、九州電力）のEVカーシェアリングサービス「weev（ウィーブ）」を連動させ、太陽光発電の電力を電気自動車の充電に活用するカーシェアリングサービス「soleco EV share（ソレッコ　イーヴイ　シェア）」を開発しました。第一弾として、新築分譲マンション「経堂5丁目プロジェクト」「川崎市宮前区宮崎3丁目プロジェクト」に初導入（各1 台導入）いたします

同サービスの導入により、ご入居者はマンション専用の電気自動車「テスラ」をリーズナブルに使用できます。アプリでの事前会員登録のみで予約から利用、決済までが全てスマートフォンで完結しスムーズに利用いただけます。

システムイメージ
今回導入する電気自動車「テスラ/モデル３」

近年、カーシェアリングの普及が進んでいますが、太陽光発電を活用した電気自動車を採用することで、環境負荷がより少ないサービスを構築しました。また、ご入居者に手軽に電気自動車を利用いただく機会の創出により、電気自動車普及による環境負荷軽減を図ってまいります。

今後、「soleco EV share」をマンションの新たな付加価値の一つとして、首都圏を中心により多くのプロジェクトへの導入を目指します。

「soleco EV share」スキーム図

三菱地所レジデンスは、「soleco」の搭載とともに、EVカーシェアリングのための充電設備を設置。共用部電灯の電気系統に電気自動車の充電設備を接続し、共用部と充電設備で太陽光発電の電力を共用します。
九州電力は電力供給と組み合わせたご入居者専用EVカーシェアリングサービス「weev」を提供。これは、同社が敷地内駐車場にEVを設置し、メンテナンス等の運営まで担う新規サービスであり、ご入居者は下記料金でマンション専用のクルマを利用可能。また、管理組合は従来のカーシェアリングサービスで発生する月額サービス利用料が本サービスでは発生せず、負担は駐車場の無償提供と充電費用のみであり、継続性が見込まれます。
つなぐネットコミュニケーションズは、高圧電力を低圧に変圧して各住戸に配電。受変電設備と太陽光パネルも保有するため、管理組合のメンテナンス費用等の負担はありません。

※つなぐネットコミュニケーションズは、マンションISPサービスの提供とともに「マンションICTプラットフォーム（PF）」をコンセプトに、マンション居住者向けの各種アプリケーションサービスを強化し、さまざまなパートナーのサービスとも連携することで、マンションライフの質の向上に貢献いたします。その一環として、九州電力の「weev」と連携し、将来的にはマンション管理組合支援サービス「Mcloud」（導入実績：6万戸）にてカーシェアリングサービスのオンライン予約や課金の管理ができるよう検討していきます。